どんな職場で働くのか
臨床心理士の活躍の場は、大きく分類して教育領域、福祉領域、医療・保健領域、
司法・矯正領域、大学・研究領域、産業領域、開業領域の7領域とされています。
それぞれの領域で心理的援助を行います。
「心理的援助」とは、広義では、心に問題を抱えた人自身がその問題を乗り越えられるよう、
サポートをするという意味です。
以下にその主な職場と業務内容を述べますが、「コンサルテーション」というものが頻出します。
「コンサルテーション」とは専門家が専門家に助言する事です。
臨床心理士の主な職場と業務内容
《教育》
学校の相談室や教育センター、各種教育相談機関などで発達、学業、生活面などの問題に対して、
・本人や親との面接
・教師へのコンサルテーション
・必要に応じた他機関との橋渡し
などを行います。
《医療・保健》
病院、保健所、精神保健福祉センター、市町村の保健センターなどで、
・心の問題によって、社会生活で不適応に陥っている人への心理的援助
・乳幼児の発達相談
などと合わせてコンサルテーションも行います。
《福祉》
児童相談所、療育施設、心身障害者福祉センター、障害者作業所、女性相談センター、
老人福祉施設などで心理的援助を行います。
《司法・矯正》
家庭裁判所、少年鑑別所、少年院、刑務所、児童自立支援施設、警察関係等で
・社会的処遇を決定する際の心理的側面に関するテストや調査
・矯正に向けての心理面接
などの専門的相談業務を行います。
《労働・産業》
企業内相談室、安全保健センター、ハローワークなどで
・職業生活の遂行のための面接
・職場内コンサルテーション
・職業への適性をめぐる問題への心理的援助
などを行います。

